医学部受験の特色と対策

2009年度 医学部医学科入試結果について

志望者数の表

各大学とも、相変わらず志願者数は多く、倍率も10〜20倍となっています。ただし、一般入試で特に志願者数が多い大学(表1)と志願者数が少ない大学(表2)との間に差が表れています。

これには様々な要因が考えられます。まず、志願者数が特に多いのは、都内にあるいは関東にある大学で、試験の日程が他大学と重複しなかったところです。特に東京慈恵会医科大学は2006年度から毎年100〜200名ずつ志願者数が増加しており、聖マリアンナ医科大学は2006年度と比較すると、1,000名以上志願者数が増えています。

地方大学でも、愛知医科大学や岩手医科大学、金沢医科大学など試験日の早い大学は、やはり受験者数が多いようです。福岡大学、日本大学は志願者数が多いのですが、実際に受験した数は大幅に減少しています。これは先に出願だけしておいて、試験当日には、すでにいずれかの大学に合格していたため、受験しなかった学生が多いためだと考えられます。東京医科大学にも、わずかにその傾向がみられます。

二次試験 面接/小論文

一次試験、すなわち学科試験に合格しても、手放しで喜べないのが医学部入試のやっかいなところで、二次試験に合格しなければ入学させてもらえません。では、二次試験とはどのようなものでしょうか。

多くの大学では、一次試験の結果を白紙にして、再び二次試験で選抜にかけるといったことはしません。二次試験では、一次試験で選抜しきれなかった点について、もう少し詳しくみてみたい、というのが本音のようです。つまり、学科試験では飛び抜けて成績は良いものの、医学部に入学していただくにはちょっと問題がある、といった受験生を外すのに二次試験が使われるのです。そのため、二次試験の科目は、面接、小論文、適性検査といった、学科試験では分からない、人間性をみる試験が行われます。東京医進学院では、毎週行われる「二次試験対策」の中で小論文の指導はもちろん、集団討論の訓練を行い、各期に最低1回の個人面接指導などを取り入れて、医学部受験対策に積極的に取り組んでいます。これは学力のみならず将来の医療人を育成するという教育理念に基づいています。