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Vol4 医学部の小論文 その2

出題形式別の考え方をわかりやすく解説

こんにちは!
東京医進学院で医学部の二次試験対策を担当している、中森と申します。
このコーナーで、医学部の二次試験対策コラムを書かせて頂いております。

さて、今回は医学部の小論文の出題形式についてお話しさせて頂きます。

医学部小論文の出題形式

小論文の出題形式は、大きく分けて、以下の4つに分けることができます。

それでは、それぞれの形式について、アプローチの仕方をお話しします。

要約型

課題文の内容を指定された字数で要約する出題形式で、継続的に出題されている大学もあります。具体例や詳細な内容は省き、筆者の論理の流れを提示していきます。
その際、正攻法で組み立てていくよりは、次の方法で考えたほうがシンプルに捉えられると思います。

つまり、課題文全体を制限字数の分まで減らしていく、という発想です。
「300字書かなきゃ」、ではなく、課題文を300字以下になるまで、どんどん減らしていくわけです。
このように考えれば、気持ちの上でも取り組みやすいですし、論理の流れが曲がってしまうことも少なくなります。

課題文型

昨今の小論文の問題で最も出題の多い形式です。課題文に述べられている題材について、受験生の意見が求められます。過去に、岩手医科大学、北里大学、川崎医科大学、獨協医科大学、藤田保健衛生大学、兵庫医科大学などで出題されています。以下は、構成の一例です。

問1が要約、問2が意見の記述というように、ようやくの設問が別にある場合を除いて、要約から入るのが原則です。

題目型

課題文型の次に多い出題形式です。「~について述べなさい」という題目が与えられ、これに対して受験生の考えを述べる形式で、非常に短い資料がつけれらている場合と、資料がない場合とがあります。テーマについての予備知識が必要になるケースも少なくありません。現代医療をとりまく諸問題や、一般的な社会における問題に対する高い関心が求められます。過去に、愛知医科大学、関西医科大学、杏林大学、近畿大学、昭和大学などで出題されています。基本的には以下のような流れで構成していけばよいでしょう。

その他

その他の問題形式としては以下のようなものがあげられます。

図表読取型は、グラフや表を読み取る問題で、愛知医科大学、兵庫医科大学などで出題されました。
絵画・写真は、順天堂大学のように感じたことを書く設問や、愛知医科大学のように物語を作る設問も過去にあります。
基礎学力試験は、センター試験より文章が長く設問の多い、現代文タイプが埼玉医科大学で例年出題されています。聖マリアンナ医科大学のように、短い文の読解数問+400字前後の小論文(または要約)という形式もあります。



実際に過去問なども見て、心構えをしてから本番に臨んで欲しいと思います。
「この大学はどうだろう?」「一度自分の書いたものを見てほしい」といったご質問・ご要望のある方は、お気軽に下記まで御連絡下さい。

東京医進学院 三鷹校(医学部専門) 中森

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