推薦入試の基礎知識

推薦入試とは

推薦入学試験は、大学の指定する条件をクリアした人が出願できる入試で、一般試験やセンター利用試験よりも早い時期に行なわれます。
原則として専願(近畿大学のみ併願可能)で、合格した場合は必ず入学しなくてはいけません。また、推薦入学試験には様々な種類があり、求められる条件も異なります。

医学部推薦入試の種類

指定校推薦 大学が指定する高校の出身者が出願できる。
学校長が推薦できる人数が制限される大学もある。
出身校が指定校になっているかどうかは 直接高校に確認すること。
公募推薦
(一般推薦)
学校長の推薦で出願できる。
大学の指定する条件(評定平均値や年齢など)を 満たせば受けることができ、原則として合格した 場合は必ず入学することが条件となっている。
自己推薦 受験者本人の推薦。自己推薦書を提出する。
評定平均値の条件はない。
地域枠推薦 大学の指定する地域条件を満たした者が出願できる。
地域条件は出身地・出身高校・勤務地域など、大学によって異なるため、要項を必ず確認すること。
修学資金の貸与と、卒業後に指定地域の医療に従事することが条件になっている場合が多い。
特別枠推薦 AO入試、附属校内部推薦、校友子女等
  • AO入試
    一般に「学力とともに人間性」を重視する入試。
  • 附属校内部推薦
    通っている高校が附属校である場合に適用される入試。
  • 校友子女
    親族がその大学の卒業生である場合に適用される入試。

評定平均値について

大学により基準が異なりますが、私立医学部は全体の評定平均値3.7~4.3以上が基準となっています。
(2016年度入試では、愛知医科大学・福岡大学3.7以上、岩手医科大学 地域枠4.3以上など)
また、指定科目に対して基準を設けている大学もあります。
いずれにせよ、推薦入試を利用するのであれば高校3年間の内申点が非常に重要です。
学校の定期試験や授業態度などは日頃から意識して取り組み、悔いの残らない学校生活にしましょう。

推薦入試の動向について

現役生であれば、まずは推薦入試をという考え方は、当たり前のようになっています。
推薦と言っても、学科試験を課すところがほとんどで、一般入試の受験機会をさらに複数回得られると考えてよいでしょう。
医学部入試がこれだけ難関となってくれば、推薦資格を満たしている受験生は特権を行使しない手はなく、少なくとも一考の余地はあります。
推薦入試制度は将来的にも継続されると推測されます。指定校または公募制であっても学校長の推薦であり、高校の看板を背負って入学してくるので、推薦入試での入学者は真面目に取り組まない訳にはいきません。
大学側としても優秀で真面目な現役生を確保したいところで、たとえ入学当時の学力が一般入試合格者より若干劣っても、真面目に一所懸命であることを保証されることが大きいと考えられます。

2017年度 私立医学部医学科 大学別入試方式一覧