現役医学部生によるトークセッション 2017秋の部

受験生だった頃の勉強の進め方やモチベーション管理についてなど、現役医学部生による本音トーク。

去る10月23日、台風一過の中、「現役医学部生によるトークセッション」を開催しました。
今年の春も多くの合格者が東京医進学院から巣立っていきました。
東京医進学院で医療人になるという心構えも一緒に学んだ先輩たち。今、受験に向けて励んでいる後輩たちのために、「できるだけの手助けをしたい!」と、日々自分の学業にも励んでいる中、時間を割いて「トークセッション」に参加し、自身の貴重な体験談を披露してくれました。
入試を直前に控え、受験生たちのモチベーションも一気に上がった「現役医学部生によるトークセッション」の模様のごく一部をお届けします。
(2017年10月23日 市ヶ谷校にて開催)

トークセッション&質疑応答 19:00→20:30

まずは受験生だった時の勉強の進め方やモチベーション管理について、率直に話してもらいました。
本音トークの連続に受験生の皆さんも目を輝かせて聞き入っていました。トークセッション後は受験生たちからの質疑応答。幅広い質問に対して、詳しく丁寧に答えてもらいました。
トークセッション&質疑応答の中から、ほんの一部を掲載します。

トークセッション・メンバー

  • 日本医科大学1年 鄭清和さん
  • 帝京大学1年 太田麗奈さん

2017年度 合格者インタビューはこちら

どのような気持ちで、受験勉強に取り組んでいましたか?

鄭さん:  自分が本気になって勉強しようと思ったきっかけは、周りの友達が就職して仕事を始めたり、一緒に予備校で学んでいた友達たちが受かって大学生活を始めたりしていたのを見たことですね。改めて自分はこれでいいのかなと思ったり、自分は本当に医者になるのでいいのかなと思ったり、自問自答する時間があって。そこで真面目に医学部に向けて勉強しようと改めて決意し、勉強に真面目に取り組み始めました。伸びない時もありましたけど、何とか頑張って、ホントに気合でやりました(笑)。

太田さん:  私は再受験でした。薬学部に通っていましたが、やはり医師を目指そうと思って。薬学部に入った時も、実は東医進にお世話になっていて(笑)、中退して医学部目指そうと決意して、すぐに東医進に来ました(笑)。生物や数学Ⅲは初学ということもあって、どうモチベーションを保ち続けていたかというと、今、浪人をして勉強できているのも、周りの人の支えがあったから、やらせてもらえている。私はそのことを周りの人に感謝しながら勉強していました。再受験を認めてくれた親もそうですけど、予備校で教えてくれている先生達、高校時代の友人、東医進で今一緒になって勉強している仲間たちとか、とても恵まれている環境にいることとか。周りの人に感謝しながら勉強していたということと絶対に医師になりたいという強い信念があったから。毎日そういう気持ちを意識しながら生活していたら、自然と勉強するという気持ちにつながると思うし、何かが変わると思います。

苦手科目はどう勉強していましたか?

鄭さん:  英語が苦手だったんですけど、英語は言語なので、絶対できる筈だと思い直しました。言語ができないって逆におかしいなと思って。英語が嫌いとかいう姿勢じゃなく、言語だからできて当たり前のことだと思って、とにかく触れてみるということを心掛けてやっていました。勉強以外の時間で、海外ドラマとか洋楽とか、常に英語に触れる環境にいれば絶対にできるだろうと思っていたら、できるようになった(笑)。東医進の先生が毎週出してくれる課題も全部やり通していましたね。一年目は、わからない単語は調べて訳してみるということからやっていたんですが、二年目は、出された時に何も見ずにまず解答していくというやり方を取り入れ、まずは自力でやって提出してから、その後で単語を調べるといったやり方をしました。それで上がっていきました。わからないからすぐに調べるということでなく、まずは自力で考え、自分の持っている知識で、置き換えてみたり、わかりやすい言葉に解釈しなおしたりといったやり方を常に意識しながらやってました。

太田さん:  再受験ということもあって、勉強量が少ないことは意識していたので、まずは圧倒的に量をこなそうと思いました。人と差がついているのは分かっていたから、まず、基礎はとにかく大事にしようと思った。生物は初めて学ぶ科目だったので、基礎の基礎から授業は聞いた。東医進で毎週実施されている単科模試は範囲が決まっているので、その少しずつの範囲をしっかり密度濃く埋めようと思った。私も東医進の講師が出してくれるプリントは全部やりました。結果としてプリントは2周、テキストは3周やった。ひたすら量をこなしていたと思う。数Ⅲも東医進のテキストだけひたすら。それと、先生にしがみついて質問をしまくってました。自分の中で解決するまで先生に聞いて。授業を聞くのが前提で、わからなければ質問に行く。わからないところは先生に聞かないと理解できないから、どんどん質問に行くべきです。先生に言葉で説明してもらって理解、それから解いて、また質問して、また解いて、わからないところを作らないようにしてました。だからテキストとプリントだけだった。東医進のプリントは最強です。

鄭さん:  そうそう、マジ最強だよね。

太田さん:  東医進の先生達のことは絶対に信頼して受験まで頑張ってほしいです。これから入試まで3ヶ月、先生達は絶対に重要なことしか言わないし、入試に出ることしか言わない。先生達を信じて、授業を大切にしてください。

残念ながら、よい結果が出なかった時の気持ちの切り替え方は?

鄭さん:  自分はここで学んで一年目に一次までは合格が出て、でも最終は出なかったんですけど、その時に自分の不甲斐なさがわかったというか。自分は英語が苦手だったんですけど、なんとかなるだろうと思っていたし、得意科目だけでいけるんじゃないかと思っていた。でも現実問題としてやはり厳しくて、英語がもっとできていれば受かっていたのにとか、生物も苦手で、ここの穴埋めができていれば受かっていたのに、というのがあまりにも多くて、そこで本当に1点の重みがわかったし、苦手科目にしても、苦手だからいいや、ではなくて、普通の人ができる最低限のところまではできた筈だという思いもあって、すごく悔しかった。その悔しさをバネにして、何とか苦手科目を克服できたので、思い返せば、入試の時の失敗が良かったと思います。

太田さん:  入試の時、一校目・二校目の受験は初めての医学部受験だったから、周りの雰囲気にのまれてメンタルをやられてしまい、全然取れなかったんですよ。それで、試験が終わった時にすごいショックで、泣いちゃいました。パニックになってました。その時、周りの仲間が同じように戦ってきたはずなのに、親身になって慰めてくれたのがとても印象的で、東医進の友達は本当に優しいと思いました。同じように入試が終わって、予備校に帰ってきて、みんなも大変だった筈なのに、大丈夫だよ、一緒に頑張ろうねと励ましてくれた、それからは、自分一人じゃないんだと思ったし、皆で受かろうと思った。ライバルではあったけど、一緒に戦っている仲間だと思った。だからこそ、今一緒に勉強している人のありがたみや感謝を持ちながら勉強してほしいと思います。

受験校の選択はどのようにしていましたか?

鄭さん:  自分はいわゆる多浪生だったということもあるので、私立一本に絞りました。東医進の入試相談会で色々な大学の方から話を聞いて、多浪生でも勝負ができると言われている幾つかの大学を目指してやってました。ただ、数を打てば当たるということもあるので、志望する大学だけじゃなくて、かなりの数の大学を受けました。でも、それは自分の自信につなげるためでしたね。自分の第一志望に辿り着くために、どれだけ多く失敗するかを考えていたので、失敗して、でも次の入試で同じような失敗をしなければいいのだから、次につながる失敗をするという意味で、数を打てば当たるという感じです。第一志望、第二志望、第三志望、この三つは絶対受かる、他の大学はそのための模試だという感覚で多く受けていました。

太田さん:  私は、一年で絶対に決めないといけないという決まりを設けていました。まず医学部ということがありましたけど、目標は高く設定しておいた方がいいと思います。目標を設定すると、そこを目指してやるけど、でもそれ以上はやらなくなってしまうし、結果としてそこまでしかいかないんじゃないかと。高めに設定しておいた方が、そこまで伸びていくので、高い目標を設定しておいた方がいいです。あそこは絶対受からないからと、自分で目標を低くしてしまうと、そこまでも辿り着かないと思います。

受験生からの多くの質問に対しても、詳しく丁寧に答えてもらいました。将来、医療人として社会に貢献しようと考え、医学部への道を進んだ鄭さんと太田さん。困っている人を放っておけない、後輩たちに何としても合格してもらいたい、という二人の熱意も伝わるトークセッションでした。